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KFKF会キックオフイベントを開催しました

さる4月29日(土)、KFKF会キックオフイベントとして「『ファシリテーション・グラフィック』をABDで読む会」を大阪・本町のフューチャー・ファシリテーション カフェで開催しました。当日は大型連休初日のお出かけ日和にもかかわらず15名もの方に足を運んでいただきました。

キックオフでは、可視化ファシリテーションにまつわる書籍のスタンダード(もう必読の古典かも)、『ファシリテーション・グラフィック』を「アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)」という新しい手法で読む、という読書会を行ないました。これは一冊の本を分担して読み、その要約をメンバーでシェアし、対話を行なうというもの。読み、まとめることで得られる気づきもさることながら、対話によって思考を交換し、知見が深まることに発起人は驚きましたし、これがやりたかった! という喜びもあり……。

この日は『ファシリテーション・グラフィック』著者のお一人である堀公俊さん、ABD開発者の竹ノ内壮太郎さんにも参加いただき、とてもすばらしいひと時になりました。

※ABDの詳細な進め方はアクティブ・ブック・ダイアログ協会準備室のサイトをご覧ください。マニュアルもダウンロードできます。

印象的だったこと……

  • 『ファシリテーション・グラフィック』はABD向き 構成がとても明確なので、初めて本を手に取った方でも要約はそれほど難しくありませんでした。堀さん曰く、執筆過程そのものが非常に構造的なのでやりやすいのは当然なんだそうです。

  • 多様な参加者の着眼点が次への一歩をもたらす 今回の参加者は「ファシリテーション」「可視化」というキーワードで集まってくださいましたが、得意分野やバックグラウンドはそれぞれ違ってます。そんな方々が対話することで、気づかなかったことに新しい視点が持ち込まれて目からうろこが落ちっぱなし。たとえば「“要約ができている”ってどういうこと?」、あなたはどんな風に説明しますか? おそらく、十人十色なのではないでしょうか。

実は発起人、ABDはファシリテーターどころか参加するのも初めてという暴挙。とはいえ、マニュアルがとても分かりやすくできているのでなんとか計画から実施までできました(もちろん、開発者のそーさん(竹ノ内さん)のサポートあってですが…)。「可視化」を考えるツールとして今回ABDを使ってみましたが、ABDそのものの面白さにも興味がわいてきました。今後はややこしい翻訳書や原書にチャレンジするのもいいですね。

Graphic recording by Sayo Suzuki

KFKF会は今後もゆるーく、地道に、ただ練習するのではなく、教えてもらうことが目的ではなく、試みて考える的なコミュニティとして活動を続けていきます。「ファシリテーション」「可視化」にぴんときた方はぜひご参加くださいね。

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